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景観保全

全国あちこちで、というか世界規模で流行?している景観保全運動。
正しく言うと、日本以外では大分前から行われていましたが、
最近やっと日本でも有名になってきた、といったところです。

本家本元はおそらくヨーロッパでしょうか。あちらでは2、3百年前
の建物に普通に人が住んでいたりしますからね。

日本で有名なのは、なんと言っても京都の町家でしょう。テレビで
よく見かけます。あとは江戸時代の街並みとか、蔵とかですか。


これらの運動、別に悪いことだとは言いませんが、私はどちらかと
言うと反対です。

理由は二つあって、まず一つ目に、景観保全と言うものの、その建物
はせいぜい築二・三百年、よくて四百年くらいのもので、その年月と
いうのは、現代に生きている「私たち」にとっての昔でしかない
ということ。

二つ目に、日本の気候・風土に合わせて建てられた木造家屋は
保全には向かないということです。

兼好法師も京の甍の移り変わりの速さを嘆いていたのですから、
やはり木造家屋はそうそう長持ちするものではないのではないですか?
法隆寺などの例外もありますが、あの時代の建物で現存している
ものの数の少なさを考えれば、法隆寺は稀な例と言えます。

ですから、古い町並みを後世に伝えることが大事ではないというわけ
ではないのですが、それならば、景観保全よりもより多く後世に
利益をもたらすもの、例えば自然保護などに力を注いだ方が良いと
思うのです。

まぁでもこれは本人の主観や意識の問題ですからね。ともかく私は
賛成しないという話でした。


日記 | 投稿者 さがみ 22:30 | コメント(0)| トラックバック(0)
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